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映画の白とび

2005年11月09日

R0103314
RICOH GR DIGITAL


映画、世界の中心で、愛をさけぶ北の零年の監督、行定勲のちょっと前の閉じる日をちょっと前に見ました。
少し前に中古のDVDを買ってほったらかしにしていました。
これはラブシネマという、デジタルビデオを使って”女の子”を主人公に6人の監督が撮りあげた’6つの純愛’物語、という企画物です。
監督は他に塩田明彦や三池崇史など。
この映画は贅沢な骨などの行定勲らしい映画でした。
DVDで見た閉じる日はハイライトがすっ飛んでるシーンがけっこう多く、これを見て白とびしてもいいものが撮れないかと考えていました。
白とびしてる写真を撮るのは簡単ですが、その白とびを効果的に使うことはすごく難しいように思います。
だから、白とびする=ダメなデジカメ、ということになってしまう一つの要因ではないかと思うくらいです。
難しくはありますが、白とびするようなものを撮るのは気持ちよくもあります。
光に向かう気持ちというか、普段あまり明るい写真を撮っていないこともあると思います。
それで映画の方はというと、特別によい映画だとは思いませんが悪い映画でもありません。
自分の中で行定勲の映画は、あまり期待しないけど見るのは好きというような感じです。
見ているとぼけーっとなってしまう感じで、それはつまらないからそうなるのではなくて、映画に音も無く忍び寄るというか、映画らしい距離感がなくて、ぼーっと見てしまいます。
ちなみに、今期待している映画は愛より強い旅です。

投稿者 higuhigu2000 : 2005年11月09日 21:31

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