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アラキ・カルティエ=ブレッソン
2006年05月29日
kiev60 80mm T-max 400 エプソンのGT-X750でスキャン
映画「アンリ・カルティエ=ブレッソン 瞬間の記憶」の予告で荒木経惟のコメントに「今年はアラキ・カルティエ=ブレッソンになる」なんて感じなのがありました。
それで06年6月号のアサヒカメラには東京66ってのがグラビアにあり、雑誌の中にはロクヨンゴ東京という作品を撮っているなんて書いてあります。
どちらもペンタックス645を手持ちで撮っているのだとか。
東京を背景にするため手持ちで撮っているらしい。
アラーキーの写真で私が好きなものの1つは、おそらくペンタックス67を三脚につけて撮ったと思われる公園の写真で、その三脚に据えたと思われるアラーキーの写真が好きなのですが、手持ちもまた興味があります。
三脚を使ったと思われるその写真は、荒木経惟のキャラクターとは反対のまるっきり冷めたように感じる写真で、その冷め方は決定的瞬間だからじゃないかと思います。
一般的な写真における決定的瞬間とは少し違うのだろうと思いますが、とにかく瞬間だと感じます。
写真を撮る時にはシャッタースピードをなんかしら気にかけますが、大抵そのスピードって恐ろしく短い時間で日常的な感覚からすれば瞬間であるにもかかわらず自分で撮ると瞬間と思えるものは写せません。
ということで瞬間が写せるアラーキーの東京を背景にした瞬間が見れるのではないかと期待しているわけです。
投稿者 higuhigu2000 : 2006年05月29日 21:45
