スピンという戦略
2010年01月05日
スピンドクターという新書を読みました。
この本の冒頭で朝日新聞の世論調査に対する問題提起をしています。
住基ネットに関して実際に朝日新聞が行った世論調査の方法とその問題点を簡潔に示しています。
なので私はこの本を買って読んだのですが、いくぶん期待はずれでした。
2ちゃんねるでいわれるようなメディアの問題点が示してあるだけで、のように感じたので。
2ちゃんねるよりも具体的で、署名入りなのでまともな感じがしますが、一般人には確証が得られない話なので、何のことなのかわからない内容がグダグダと綴られている印象です。
2ちゃんねるのニュー速とか見ない方には新鮮かもしれませんが、2ちゃんねるをよく見る人には何が足がかりになるのかわからないことを確認するだけの内容です。
そんな風に思うのは著者の目的がつかめないことにあります。
既存のメディア、記者クラブに贖うためなのか、単に名前を売るためなのか、出版による収入目的なのか。
目的がわからなければ、この人もスピンだと考えざるをえません。
スピンドクター “モミ消しのプロ”が駆使する「情報操作」の技術 (講談社プラスアルファ新書)
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窪田 順生
講談社
売り上げランキング: 418
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マスメディアの餌食にならないために。都市伝説!?
投稿者 higuhigu2000 : 2010年01月05日 22:49
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