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帯が気になる
2006年05月04日
ルビテル Tri--x エプソンのGT-X750でスキャン
ゴールデンウイークに本を1冊読もうと思っていたのに、まるで今日まで新しいものは読まずに手持ちのものを読み返していました。
当初の目標を達するため本を買ってきました。
買ったのは保坂和志の途方に暮れて、人生論。
保坂和志は好きなのですが、買うかどうかちょっと迷いました。
なんで迷ったのかというと帯に
「希望」なんて、なくたっていい―。
気持ちが楽になる26篇
なんてあるから。
気持ちが楽になる保坂和志なんて読みたくないなぁと思うのです。
でも、ほかに読みたい本が探しても見つからなかったので買いました。
で、ちょっと読みましたがどうやら「気持ちが楽になる」なんて感じはなく、よくある保坂和志でした。
世界の中心で愛を叫ばなければなんて思っている人が読んだらもしかしたら気持ちが楽になるかもしれませんが、世界の中心で愛を叫びたい人達はこの本を手に取らない気がします。
ちなみに表紙の写真は佐内正史
投稿者 higuhigu2000 : 2006年05月04日 22:12
