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ルーブル美術館展

2005年05月22日

今日は横浜美術館へルーブル美術館展を見に行ってきました。
あんまり好きじゃないんだけど、近場だし、見る機会も少ないかもしれないので見に行ってきた次第です。
横浜美術館はたまにやるデカイ企画の時だけは人が入ります。
GWが過ぎれば少しは見やすいかなぁと思って行ってみたのですが、それでもそれなりの人がいました。
もし同じものを上野でやっていればもっと混むのだろうけど、普段の横浜美術館と比べれば大盛況といった感じです。
最近は写真の事ばっかり考えてしまうので、なんとなく写真と比べてしまいます。
今、写真論集成痕跡の論理―写真はおのれを何と心得るかを読んだり、古本屋で買ったアジェの写真集を見たりしていて、写真のフレームってのはなんなのか考えたりしているせいか展示されているキャンバスの縦横比とか形状がすごく気になりました。
はじめ、縦横比はほとんど定型の似たようなものかなぁなんて思っていたのですが、色々とあるものです。写真とは違って額が四角くなかったり。
そんなのを見ているとフレームを意識っていうのは絵画の方がずっと自由だったのかなぁと思います。
よく考えれば壁画なんてのはまるでフレームがないようなものだし。
あとは画角。
写真であれば広角だというものはたぶんありませんでした。
絵画ではいつから広角が描かれるようになったのか気になるところです。
展示されたものを見ているとレンズで言えば50mmくらいが中心じゃないかと感じます。
今月の日本カメラの特集の一部で50mmについて語られていますが、50mmが標準と言われるのは絵画を引きずっているのかもしれないなんて思ったりもします。
そんなことをモヤモヤと考えながら見てました。


投稿者 higuhigu2000 : 2005年05月22日 22:37

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