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はじめての交通事故
2010年11月06日
はじめて交通事故を起こしました。
免許を取ってから14年くらいゴールド免許の無事故無違反でしたが、起こるときはあっけなく起こります。
事故の状況は、見通しのよい道路を直進していたときに道路を横切る車にぶつかりました。
優先道路を走っていたので過失割合は低くなりそうですが、私に過失が無いわけではありません。
こんな所でぶつかるのかよ!って場所ですが起こるときは起こるようです。
さて、初めての交通事故なので事故が起きて何をしたのか記しておこうと思います。
まずは事故が起きた時のことから始めましょう。
直進していた私の車は相手の車にドカーンとぶつかって、私の方は右にハンドルを切っていたのでそのまま右側にあった側道みたいなものに入りました。相手側は道路の端に止まりました。
側道みたいなのがあって助かりましたが、土手の上の道路だったので側道がなかったら土手から転げ落ちてそれなりに怪我をしていたでしょう。
私の方は胸をぶつけたものの頭をぶつけたりしていないし、シートベルトもしていたので車外に放り出されるようなこともありませんでした。
胸と腕が痛いけど、とりあえず外に出ました。
私の後ろを走っていた車も停まってくれて、しばらく色々として頂きました。
相手側も大丈夫そうなのでとりあえず携帯で110番。
よく知らない場所なのでどこで事故を起こしたのかわかりませんが、携帯からおおよその場所がわかるようでした。
中継局のような曖昧な位置情報よりもだいぶハッキリとした位置を把握しているようでしたので、ガラケーの機能なのかも。
よくわからない場所なので110番の電話では詳細な説明をしませんでしたがそのうち警察がきました。
保険屋にも電話しとけ、と後ろを走っていた方に言われたので電話。
保険証券に付いていた冊子に「事故が起きた時にやること」みたいなのが書かれていたのでそれも参考に。
車は自走で帰るのは難しそうだったのでレッカーもお願いしました。
私の場合、ディーラーの言われるままに損保ジャパンに入っていたのでディーラーの方に電話して積載車で来てもらいました。
ディーラーとの電話で相手の名前、住所、電話番号、保険を使うなら保険屋、を聞いておけと言われたので相手方について聞いて、同じ内容の自分のものも相手側に渡しました。
そのうちクラウンとバンに乗った警察が来たので警察の言われるままに現場検証というのでしょうか、しました。
事故が起きた時間、天気、車を運転していた目的などを聞かれました。
私が優先道路を走っていたせいかもしれませんが、警察は相手側には少し厳しい感じで対応していました。
もちろん運転免許証を出したり、車検証を出したりもありました。
現場検証は、こちらの言い分と相手側の言い分を聞いて、お互いの話の整合するところに落としこむことができたら終わりという感じでした。
ぶつかった場所や何キロで走っていて、どこでブレーキを踏んで1秒で何メートル進むから、みたいな事も勘案して、ですが。
要は、事故状況を警察が把握したら終わりになるようです。
終わったら「Aさんにはこういった過失がありました」「Bさんにも過失がありました」みたいな話があって、病院行くなら診断書をもらって人身事故として処理するのか、人身事故じゃなくて物損事故にするのか連絡を欲しいという旨の話と名刺をもらいました。
他には人身事故の場合は警察署に来てもらい調書を取ります。壊れたものをどうするかは保険屋と話してください。などの話があって終了。
クラウンのパトカーに乗った警察官はそれで帰り、バンで来た事故担当の方はその後も道幅とか測っていました。
相手側の家がすぐ近くということだったのでホウキを持ってきてもらい散らばった破片を処理しました。
今回はそんなことができましたが、そういう状況じゃない時は破片とかどうやって片付けるのでしょうか?
そのうちディーラーの人が積載車で到着したので車を載せて、家まで送ってもらいました。
家の場所なんで案内せずに、ナビもなしに家まで送ってもらったのはビックリしました。
たいした金にならない客でも一々覚えているものなのかと。
その晩、保険屋から電話が来たので受け答えをしました。
はじめての交通事故の1日はこれで終わりです。
で、事故を起こして知ったことがいくつかありました。
一つは保険屋は事故の現場に来ないということ。
事故の状況から過失割合を決める、したがって現場まで来て確認するものだと思っていたのですが、そうではないようです。
過失割合は過去の事故例から作られたマニュアル?に従い決めるそうです。
私が起こした事故の場合、優先道路の直進とそれを横切る直線の事故の過失割合は10:90が基本で、ここから過失を足したり引いたりして決めるようです。
このマニュアルみたいなものは保険屋で共通のものを使用しているようなので、保険屋どうしの交渉はスムーズに行くようです。
もう一つ、事故が起きた車の処理です。
保険屋がどうにかしてくれるものかと思っていたのですが、その限りではないようです。
自走できない車を運ぶなどの対応はいわゆるロードサービスで、ロードサービスは必ずしも任意保険の内容に含まれているわけではありません。
CMなんかでロードサービスがどうのこうの、と説明している意味がよくわかりませんでしたが、ロードサービスは大切であることがよくわかりました。
ロードサービスが無かったら積載車の手配や修理見積もりなどを自分で行う必要があるのかもしれません。
あとは過失割合。
まだ確定していませんが、思っているよりも差がつきそうです。
色々と事故を起こした時の話を聞いていて過失割合はよほどの事がない限り60:40くらいになるものだと思っていましたが、差がつくようです。
差がつくと何がどうなるのかよくわかっていませんが、損害額が任意保険の範囲内であれば影響はないのでしょうか?
実際にどのようにして過失割合を決めるのか素人には知り得ないことなので、曖昧な情報ではあります。
もう一つ、物損事故の場合は減点とかにならないということ。
ぶつかったら即減点だと思っていたので意外でした。
また、怪我をしても1週間程度では人身事故として処理をすることは少ないようです。これも意外でした。
保険の等級がどう変わるのかわかりませんが、人身事故じゃなければ減点も罰金もないのはまるで知りませんでした。
とりあえずの感想としては、任意保険はしっかりしていそうなところに入っておく、牛乳を飲んで骨を鍛える、というとこでしょうか。
保険のおかげで事故後に私が心配するようなことは無さそうです。
また、私は週に3リットルは牛乳を飲んでいるせいか骨が丈夫なようで、大きな怪我にならなかったのは牛乳のおかげだと思います。
投稿者 higuhigu2000 : 2010年11月06日 22:09
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