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シネカノン

2010年01月29日

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chinon CM3 Schneider-Kreuznach Curtagon 28mm F4


シネカノンが民事再生法の適用を申請しました。
民事再生法の適用がされるかどうか知りませんが、それは倒産と何が違うのかいつまでたってもわかりません。
それはともかく最近、「フラガール」を支えた映画ファンドのスゴイ仕組み、という新書を読みました。
フラガールをはじめシネカノンでは「シネ・カノン映画ファンド第1号」により資金調達を行い制作していました。
この新書を読んだら、映画に限らず、コンテンツ制作会社が制作費だけをもらって制作するということは少なくなってくるだろう、と思いましたが、これで頓挫するのかもしれません。

ちなみに去年09年の邦画興行収入は過去最大でした。
洋画を合わせた興行収入は歴代2位。
wikipediaにのってた09年邦画興行収入ランキングは
1 ROOKIES-卒業- 東宝 85.3億円
2 劇場版ポケットモンスター 超克の時空へ 東宝 46.7億円
3 20世紀少年〈最終章〉 ぼくらの旗 東宝 44.0億円
4 ヱヴァンゲリヲン新劇場版:破 クロックワークス 40.0億円
5 アマルフィ 女神の報酬 36.4億円
ちなみにTHIS IS ITは44億円で20世紀少年と同じ。
ジブリ作品無しでも過去最大と、邦画には風が吹いているような状況でシネカノンが倒産というのはシネカノンの力不足なのか、テレビの影響力が強くて埋もれてしまうのか。

「フラガール」を支えた映画ファンドのスゴい仕組み (角川SSC新書)
岩崎 明彦
角川SSコミュニケーションズ
売り上げランキング: 64444
おすすめ度の平均: 3.5
2 スゴい仕組みの持続可能性は?
3 ファンドの仕組みを映画に適用した事例
1 スゴイ薄っぺらな内容
4 映画ファンドの仕組みが理解できます
5 これならハリウッドに勝てる!(かも) 日本のコンテンツビジネスは金融で飛躍できる

投稿者 higuhigu2000 : 2010年01月29日 09:25

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