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新幹線での読書
2006年01月04日
RICOH GR DIGITAL
実家への帰省とそのUターンには新幹線を利用していますが電車で寝ることが苦手なのでたいてい本を読んでいます。
カフカの城を読もうと思って本屋へ行ったのですが複雑な世界、単純な法則を買いました。
この本はスモールワールド・ネットワークをまとめたような本で、著者は確かネイチャーの元編集者。
スモールワールド・ネットワークに関しては火付け役の一人であるダンカン・ワッツのスモールワールド・ネットワークを読んでいました。
複雑な世界、単純な法則はスモールワールド・ネットワークに触れる本、
スモールワールド・ネットワークやダンカン・ワッツの共同研究者であるスティーヴン・ストロガッツ のSyncはより深くといった位置づけです。
複雑な世界、単純な法則はワッツとストロガッツの仕事に関しては簡単にしか触れられていないのでスモールワールド・ネットワークの基本的な部分は弱く感じられるのですが、逆にこの2人の仕事以外の部分に多く紙面が割かれているのでスモールワールド・ネットワークに広がりを感じられます。
スモールワールド・ネットワークが潜んでいそうなものを生かして何かできないものかと考えるのですがなかなか良い考えが浮かびません。
学生の時の研究テーマに関連したことだったらスモールワールド・ネットワークが何かのきっかけになるかもしれないなぁとは思うのですが、今できることに限るとなかなか難しそうです。
投稿者 higuhigu2000 : 2006年01月04日 18:45
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