著作の既得権益
2008年05月07日
EOS 5D TS-E 24mm
いわゆるiPod課金というのが検討されているそうです。
今までは個人で楽しむ範囲での複製に関しては問題ないとしてきたものを大きく方向転換することにもなるのではないかと思います。
目的としては著作権を確立してビジネスとして成り立たせることにあると思いますが、これがいいことなのか正直疑問はあります。
作ったものを売る組織としては主張して当然の権利だと思いますが、作った個人はそうではないのではないかと思うからです。
というのも仕事の喜びは金銭よりも、人から評価されることに感じるからです。
youtubeやニコニコ動画、Flickrに才能があふれるのはこれが大きな要因だと思います。
既得権益を主張するばかりに自作品に触れる機会が減ったクリエイターは見てもらいたい、聞いてもらいたい、その反応を知りたいと思う気持ちがお金が欲しいという気持ちよりも強いため、才能が商業ベースから離れるのではないかと思うのです。
そうなると、コンテンツ大国でもある日本も先細りとなるのではないのかと考えてしまいます。
なぜyoutubeやニコニコ動画、Flickrに才能があふれるのか、文化庁はどう考えているのか知りたいです。
投稿者 higuhigu2000 : 2008年05月07日 23:00
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