« 有害物質 | メイン | もったいない »

2006年03月14日

リサイクルを規制するということ

今年の4月から電気用品安全法(PSE法)が本格施行されます。
これによりPSEマークの無い多くの家庭用コンセントから電気を得る電気製品は中古での販売が実質行えなくなります。
PSE法の周知徹底が不十分であったことを認めているように、ここにきてPSE問題としてさまざまな批判を集めています。
エコロジーの観点からPSE法を見る電気製品の再利用を妨げる面と省エネ家電が普及するかもしれないという面があると思います。
冷蔵庫やエアコンのCMやカタログを見れば「電気使用量は従来の1/○」という文句を多く見受けますので新しい省エネ家電を使うことは悪くないことだと思います。
最近は特に環境に対する関心が高まって、古くなったら安易に捨てたり買い換えたりという考えから脱却する流れが起こり始めているように感じるのですが、その流れがPSE法でつまずかないか心配です。
京都議定書に対する取り組みを行う一方でこのような時代を逆行させる法律がまかり通ることが不思議でなりません。
リサイクルショップで売ることができなくなった古い家電製品は4月からどこへ行くのでしょうか?

投稿者 higuhigu2000 : 2006年03月14日 06:41

トップへ

トラックバック

このエントリーのトラックバックURL:
http://WWW.higuhigu2000.sakura.ne.jp/mt/mt-tb.cgi/217

コメント

コメントしてください




保存しますか?


リンク




保存しますか?


リンク