« 2006年02月 | メイン | 2007年09月 »

2006年03月29日

車の燃費

国土交通省から2005年の燃費の良い車ランキングが発表されました。
1位はホンダのインサイト、2位はトヨタのプリウス、3位はホンダのシビックハイブリッド、4位のヴィッツ、5位にフィットは前年と変わらないそうです。
前年と変わらないというのは寂しい思いがないわけでもないですが、良いことだと思います。
ホンダのインサイトはひたすら燃費の良い車をという考えで作られたような車でで、例えば車体を大幅に軽量化することで燃費をよくしています。
車体を軽量化するためにアルミを多用しているのですが、このアルミは従来の材料よりも製造時のエネルギーはかなり多く必要とします。
そのため二酸化炭素量に換算した場合、燃費向上の恩恵にあずかるためには2年は乗り続けなければいけないそうです。
いくら燃費がいいからといってコロコロと乗り換えていては実はハイブリッド車と言えどエコロジカルな選択ではないことになります。
ロハスという言葉がメジャーになってきて、ロハスを売りにした製品は次々と売り出されています。
よりエコロジカルだからといって安易に買い換える習慣よりも使い続けること大切にすることが将来大切になるのではないかと思っています。

投稿者 higuhigu2000 : 22:51 | コメント (0) | トラックバック

2006年03月20日

もったいない

こんなニュースがありました。

牛乳100万本廃棄 「太る」印象、消費者敬遠 牧草スクスク、生産過剰
高カロリー・高脂肪のイメージで健康ブームに乗り遅れた形の牛乳が大量に余り、廃棄処分される異例の事態になっている。「ホクレン農業協同組合連合会」では十八日から、千トン(一リットルパック百万本相当)の廃棄を始めた。昨夏の猛暑で牧草の生育が良好で生産過剰になり、飲料として余った牛乳を加工処理する工場がフル稼働しても追いつかない状況だ。さらに今後は春休みで給食がなくなり消費が激減、合計一万トン以上が廃棄処分される可能性が高い。
産経新聞

原因は生産計画がまずかったことが原因だと思いますが、工業製品ではないのですからそうそういつも上手くいくわけではないのでしょう。
その上手くいかなかった時にどうするかが大切なことだと思います。
通常そういった時はバターやチーズ、脱脂粉乳などの乳製品への加工に回されるそうですが、これもすでに過剰供給気味になっているようです。
コンビニの弁当類なんか特にそうですが、多少の廃棄があっても機会損失よりはまし、利益を得られるというのが現実にあって、それは私たち消費者が臭いものには蓋をしていることを見ないふりして利便性を得ているということだと思います。
風による脱線事故がつい最近あったばかりなのに強風で列車ダイヤが乱れると怒り出すような人達です、私たちは。
そういう面があることをもうちょっと意識して、その先まで考えをめぐらせるようにならないと思います。
ところで太るイメージがあるという牛乳ですが、毎日牛乳を飲んでいる人の方が肥満率は低いそうです。
肥満率が低いのは牛乳を飲んでいるからなのか、牛乳を毎日飲む人は体重に大きな関心があるためなのかはわかりませんが牛乳は必ずしも太るというわけではないので気にしなくてもよさそうです。
私は牛乳好きです。
ちなみのここ3年の体重は±1キロの範囲で安定しています。

投稿者 higuhigu2000 : 07:28 | コメント (125) | トラックバック

2006年03月14日

リサイクルを規制するということ

今年の4月から電気用品安全法(PSE法)が本格施行されます。
これによりPSEマークの無い多くの家庭用コンセントから電気を得る電気製品は中古での販売が実質行えなくなります。
PSE法の周知徹底が不十分であったことを認めているように、ここにきてPSE問題としてさまざまな批判を集めています。
エコロジーの観点からPSE法を見る電気製品の再利用を妨げる面と省エネ家電が普及するかもしれないという面があると思います。
冷蔵庫やエアコンのCMやカタログを見れば「電気使用量は従来の1/○」という文句を多く見受けますので新しい省エネ家電を使うことは悪くないことだと思います。
最近は特に環境に対する関心が高まって、古くなったら安易に捨てたり買い換えたりという考えから脱却する流れが起こり始めているように感じるのですが、その流れがPSE法でつまずかないか心配です。
京都議定書に対する取り組みを行う一方でこのような時代を逆行させる法律がまかり通ることが不思議でなりません。
リサイクルショップで売ることができなくなった古い家電製品は4月からどこへ行くのでしょうか?

投稿者 higuhigu2000 : 06:41 | コメント (0) | トラックバック

2006年03月07日

有害物質

金属製アクセサリーの中に鉛含有量が多いものが見つかり、店頭から撤去されたというニュースがありました。


金属アクセサリーから鉛 「誤飲に注意を」東京都
 100円から1000円程度の価格で販売されている金属製アクセサリー類に有害な鉛が含まれ、健康被害の防止策が必要だとして、東京都は6日、国に規制措置を取るよう要請した。都は乳幼児が誤ってのみ込まないよう注意を呼び掛けている。
共同通信

鉛の含有量が多いから即健康を害するというわけではなく、アクセサリー類は小さいため誤飲した場合に鉛中毒の恐れがあるということのようです。
鉛が使われているものの1つにハンダがあります。
ハンダは電気製品に欠かせませんが、RoHs指令によりハンダの鉛フリー化が進みました。
このような企業の取り組みは認知度が低いように感じるのですが、家電メーカーなどの規模の大きい企業は積極的に環境に対して取り組んでいます。
それぞれの企業が環境に対してどういった姿勢でいるのか、私たちが関心を持ち消費に反映させればRoHs指令のように環境へ配慮した動きがより強いものになるのではないかと思います。

投稿者 higuhigu2000 : 21:52 | コメント (0) | トラックバック