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2005年12月26日

重曹で掃除

先日、重曹をつかってレンジまわりの掃除をしました。
レンジまわりのよごれは油汚れですが、重曹は油汚れをよく落とすというので試しました。
汚れているところを水で少し湿らせてから重曹をかけて古い布でふき取りました。
そうしたら、これが洗剤を使ったかのように落ちていくのです。
ちょっとびっくりしました。
なぜ重曹で油汚れが落ちるのかというと、
油は脂肪酸ともいい”酸”で、重曹はアルカリです。
酸とアルカリを混ぜると”中和”し”塩(えん)”になります。
この”塩”は水に溶けやすいので汚れが落ちる。
と言う事だと思います。
油汚れは酸ですが、水周りはアルカリの汚れなのでお酢で綺麗になります。
夏休みの自由研究にもいい題材かなぁとふと思いました。
家庭の様々な汚れが重曹で綺麗になるか、お酢で綺麗になるか分類して、傾向をまとめる、というような感じで。

投稿者 higuhigu2000 : 07:23 | コメント (0) | トラックバック

2005年12月19日

クリスマスのイルミネーション

クリスマスのイルミネーションをそこかしこで見ることができる季節になりました。
今年のイルミネーションを見ていると青や白を使ったものが多く使われている気がします。
クリスマスのイルミネーションはこれまでの電球から発光ダイオードに変わってきているようです。
青や白いものは発光ダイオードのようです。
この発光ダイオードは電球と比べると消費電力が少なく、だいたい電球の3分の1から4分の1程度の電力で済むそうです。
また電球と比べても明るく、小さいことも発光ダイオードの特徴です。
ということでイルミネーションの省エネルギー化が進んでいるようです。
最近では信号機が発光ダイオードを使用したものに更新されています。
博多天神大丸のクリスマスツリーは2リットルのペットボトルを使い、発光ダイオードで装飾しているそうです。

投稿者 higuhigu2000 : 07:05 | コメント (0) | トラックバック

2005年12月18日

大掃除

年末が近づいていると感じ、少しずつ掃除をしています。
あまり一度にやってしまうタイプでないので。
大掃除の季節になると洗剤のCMの回数が多くなる気がするのですが、洗剤を使わなくても酢と重曹でもよごれが落ちるそうです。
流しまわりは酢が良いみたいで、水垢はよく落ちるます。
薄めたお酢をスプレーで吹いたり、お酢を湿らせた紙をべたっとつけたり。
特にベタっとつけるやりかたは汚れが落ち易くなるのでオススメです。
重曹は油汚れに使うらしいのですがまだ使ってみていません。
今度レンジ周りを掃除する時に使ってみます。
名古屋市消費生活センター

投稿者 higuhigu2000 : 22:42 | コメント (0) | トラックバック

2005年12月07日

スローライフとエコ

こんなニュースがありました。

国際線のCO2、30年で倍増 議定書の規制対象外
国際線の航空機から1年間に排出される二酸化炭素(CO2)の量が、便数の増加でここ30年間でほぼ倍増し、2002年には世界で日本の総排出量の約4分の1に相当する年間約3億5400万トンに達したことが、国際エネルギー機関(IEA)の集計で6日、分かった。
排出は今後も増加し、地球温暖化を一層加速することが懸念されるが、航路関係国間で削減義務を配分する難しさなどから、京都議定書の規制の対象外。今後の「ポスト京都」の温暖化交渉で大きな焦点になりそうだ。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20051207-00000024-kyodo-soci

飛行機から排出される二酸化炭素が京都議定書の対象とならないことは全くしりませんでした。
てっきり排出されるあらゆる二酸化炭素が対象となるものだと思っていたのですが、国と国の関係で発生する二酸化炭素は他にも対象になっていないのでしょう。
夏休みや冬休みを利用した「海外のゆっくりと流れる時間を満喫する」のようなツアーは多くあると思うのですが、こういったゆとりを求める気持ちが広がれば広がるほど二酸化炭素を多く排出するとはなんとも皮肉じゃないでしょうか。
環境汚染から離れようとする気持ちがかえって環境汚染を進めるのですから。
何か特別なことをしないことが地球環境を悪化させないことなのかもしれません。

投稿者 higuhigu2000 : 20:35 | コメント (0) | トラックバック

2005年12月04日

環境税への受け止め方

環境税に関して行われたアンケートに関するニュースがありました。
以下引用


約8割が環境税導入を容認 環境省の緊急モニター調査
 環境省は4日、2006年度税制改正での創設を目指している同省の環境税案について、約8割が容認すると回答したとする緊急アンケート結果をまとめた。調査は11月28日から今月1日までインターネットで実施。民間調査会社が集めた全国の20歳以上の1442人のモニターが回答した。
1世帯当たり月平均180円の課税で、520万ヘクタールの森林整備などの温暖化対策が進むとする同省の環境税案について、「受け入れる」と「どちらかといえば受け入れる」を合わせると77・7%で、「受け入れない」と「どちらかといえば受け入れない」の計17・3%を大幅に上回った。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20051204-00000084-kyodo-soci

ここまで
この前、レジ袋有料化に関するアンケート結果が報じられましたが、今回のアンケートでも受け入れる側の方が多い結果でした。
環境に対する危機意識が高いからでしょうか、負担額が少ないからでしょうか。
自分は月に180円の負担で520万ヘクタールの森林整備などの温暖化対策が進むのであれば安いのかなぁと思いました。
温暖化・環境問題は決してお金だけでは解決できないと思いますが月180円で何かができるのであれば私は環境税に賛成です。
お金を払うだけでなく環境に関する意識を高くもたなければ変わらないと思います。
お金がなぜ必要なのか、税金は何に使われるのかが透明になればより一層効果的な環境対策になると思います。

投稿者 higuhigu2000 : 18:46 | コメント (0) | トラックバック

2005年12月01日

京都議定書の効果

カナダで開催中の京都議定書第1回締約国会議で京都議定書の運用ルールを正式採択しました。
これまでにないような国際的な取り組みで、また経済に直接、しかも大きく、影響を与える取り組みであるために牽制しあいながらもここまでよくこれたと思います。
議長国であった日本も胸をなでおろす、そんな感じだと思います。
ただ京都議定書が万能かというとそうではありません。
世界最大の二酸化炭素排出国であるアメリカはこの取り組みに参加しておらず、さらにカナダが提案した2012年以降の地球温暖化防止策に関する協議について、「米国は、一切のそうした協議に反対する」と述べています。
これでは世界的にも重要な取り組みも片手落ちとなってしまいます。
自国の産業にわざわざ足かせをする必要がないということでしょうか、原油が採掘できることの自信からでしょうか。
しかしこういった環境保全へ国を挙げて取り組むことは結果として産業を強くするかもしれません。
例えばトヨタのハイブリッド自動車プリウスは技術的に突出しており、アメリカの市場でさえも注目を集めています。
技術的にはトヨタがいち早く環境へ着目した成果であり、また市場は環境を重視した消費を行っていることを示しています。
もしかしたら国が考えるよりも早く消費者は環境を重視した製品を選ぶかもしれません。
そうなれば環境保全に対する技術が遅れていればその企業は生き残れません。
国際的な市場、京都議定書に参加している国の企業と参加していない国の市場、ではそれがより明瞭になるのではないでしょうか。
悪化し続ける地球環境が続く限り、産業にとって足かせにも思えるような環境に対する政策は結果として産業の競争力を強くするかもしれません。

投稿者 higuhigu2000 : 20:35 | コメント (2) | トラックバック