2008年07月17日

セルロースからバイオエタノール

海洋研究開発機構 深海微生物発見、分解酵素利用へ バイオ燃料効率化に期待 海洋研究開発機構は、深海から植物繊維の主成分であるセルロースを分解する酵素を持つ微生物を新たに発見したことを明らかにした。分解酵素を特定し、量産化できれば、バイオ燃料の増産やバイオプラスチック生産の技術開発に役立つ可能性がある。  バイオ燃料生産は従来、分解しにくいセルロースを原料とするよりも、デンプンや糖を多く含み分解しやすいトウモロコシ、サトウキビを利用するケースが多かった。だが、食料との競合で食糧価格高騰の一因となっていることから、非食用原料の開発が求められていた。 http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20080717-00000002-fsi-bus_all
穀物価格の上昇は食料用からバイオエタノール、バイオディーゼルへの転換のためと言われていますが、それが記事にもあるように食糧となるものからしかエタノールを作る方法がないから。 普通の草の葉や茎は食糧になるでんぷんではなくセルロースですが、このセルロースはでんぷんとよく似ているのですが、ちょっとの違いが大きな違いで有効活用ができなかったわけです。 もしセルロースからバイオエタノールを作ることができるようになると、庭の剪定くずや雑草などもバイオエタノールにすることができます。 さらに栽培しやすい麻などもバイオエタノールにすることができるわけです。 この技術は今後非常に注目を浴びると思います。

投稿者 higuhigu2000 : 10:48 | コメント (129)

2008年07月15日

二酸化炭素か身近なことか

東電 CO2排出量3割増、柏崎刈羽年度内停止で 中越沖地震あす1年 新潟県中越沖地震は、16日で1年を迎える。同地震で柏崎刈羽原子力発電所の停止という被害を受けた東京電力は14日、同原発の停止が今年度いっぱい続いた場合、原発停止分による二酸化炭素(CO2)排出量が前年度より3割増となる見通しを示した。同社全体の排出量も4%以上増えて1億3300万トン程度の見込み。地球温暖化防止に向けた京都議定書の第1約束期間が今年度から始まったが、同社のCO2排出量は逆に2年連続で増えることになり、原発の重要性が改めて示された。 http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20080715-00000001-fsi-bus_all
新潟に住むものとしては原子力発電所の安全性というのは重要なのですが、電気を作るために原子力の力が必要だというのもわかります。 次第に温暖化する地球規模の危険より、原子力発電所の安全性の方が身近であるし、二酸化炭素の排出量は日本や世界の規模であることに対し、原子力発電所が何かあった時はもっと狭い地域での問題となることを考えても、二酸化炭素なんてどうでもいいから原発が安全なのかどうかが問題となります。 先のサミットでも結局二酸化炭素排出量なんて二の次、三の次であるし、二酸化炭素を減らそうなんていう個人規模の取り組みが空しく思います。

投稿者 higuhigu2000 : 11:24 | コメント (122)

2008年07月12日

温暖化が先か、サンゴが先か

世界のサンゴ、3分の1が絶滅の危機 地球のサンゴ礁を作るサンゴの約3分の1が絶滅の危機にあることが、国際自然保護連合などの研究チームの調査でわかった。  11日付の米科学誌サイエンスに掲載された。温暖化の影響などで生息環境が悪化しているためで、緊急対策が必要だと訴えている。 http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20080712-00000023-yom-soci
今週の月曜日に放送されたテレビタックルでは日本人の他にアメリカや中国、韓国のコメンテーターを交えて言い合っていたのですが、その中で韓国の方が温暖化は二酸化炭素が原因なのか学術的な根拠が無いのに、どうして二酸化炭素排出量を制限する必要があるのか?というような意見を述べていました。 私はそれを聞いてバカなんじゃないかと思いましたが、例えば雨漏りがしているとき雨漏りの原因を調べてから対処するのでしょうか?普通は雨漏りの現象、天井から落ちてくる水に対処します。 温暖化も同じです。 のん気に学術的な根拠を追っているうちに雨漏りで家の中のものがビショビショになってしまいます。 ニュースのように温暖化でサンゴが失われているのは確かなことなのに、よくもまぁのん気なことを言うなぁと思ったわけです。 18:08 | コメント (15)

2008年07月11日

ペットボトルの再使用

ペットボトル 秋にもリユース試行 環境省、宅配と店舗で 環境省は、ペットボトルをビール瓶のような回収型再使用(リユース)の推進に乗り出す。今秋にも衛生面やコスト、システムの全体の流れなどを検証する実証試験を始める。試験は、生協など特定の顧客に食材を届ける宅配ルートと、不特定の顧客が購入するスーパーなど店舗販売の両方で実施。使用済みペットの返却時に料金の一部を返すデポジット制を採用、リユース専用ペットによる飲料水の販売や回収を行う。同省は試験結果を踏まえ、国内のペットボトルリユースシステムの本格稼働を急ぎたい考えだ。 http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20080711-00000074-san-soci
ペットボトルのリターナル化に向けて取り組みがはじまるようです。 私はペットボトルが嫌いなのですが、それは再使用できないから。 分別してリサイクルするからいいじゃないかと思う方もおおいと思いますが、基本は再使用です。 再使用できなければ減らす、それでもダメならリサイクルを行う、これが3Rという取り組み方の姿勢です。 20年前ならコーラの瓶もファンタの瓶も再使用していたのが、時代が進んで技術的にできないわけがありません。 今でもビール瓶や一升瓶は再使用しているし、ヨーロッパではペットボトルの再使用も行っています。 問題は使う人一人ひとりの意識だけです。 11:54 | コメント (1)

2008年07月04日

放送時間短縮で二酸化炭素削減

<NHK>教育テレビの放送時間短縮 6日にCO2削減狙い NHKは3日、6日の教育テレビ放送を午後11時に終了させると発表した。通常は7日午前1時35分までだが、2時間35分短縮し、地球温暖化防止行動に参加するという。 http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20080703-00000098-mai-soci
放送時間短縮を1日行うと240世帯分の二酸化炭素排出量を削減できるとすると、1年間365日では87600世帯が1日に排出する二酸化炭素の量を削減することができます。 このくらいでは大勢に影響はありませんが、二酸化炭素排出量を削減するには小さなことを積み重ねる以外の方法はないと思います。 何か革新的な技術開発により、二酸化炭素排出量が減るのではないかと世界が期待しているような気がするのですが、それは難しいのではないでしょうか。 リスクを覚悟の上で電力は原子力で賄うなど、そのくらいのことができない限りは。 21:49 | コメント (0)

2008年06月22日

コンビニの深夜営業自粛要請

夏至の恒例行事となってきた、キャンドルナイト。
それでなのか、家の前のコンビニは照明を少し落しています。
コンビニの外側、ぐるりと囲む部分の照明を消しています。
コンビニといえば深夜営業の自粛要請ですが、それに対して業界団体が反論を発表しています。

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00:19 | コメント (0)

2008年03月19日

エコ買い

ラジオを聞いていたらエコ買いについて意見を求めていました。
エコ買いっていうのは食品など賞味期限が近いものを買うという買い方で、棚の奥から引っ張り出さない買い方です。
賞味期限が切れればお店は廃棄処分するので、もったいないというわけです。
基本的にはよっぽどエコ買いが浸透しない限り効果はあまりないのでは、と思いますがラジオでは色々な意見が聞けて面白かったです。
気になったのが、「何を買うのかは消費者の自由。エコというエゴを押し付けるな」という意見。
これだけは賛成できません。
エコがエゴであるとしても、消費者の自由とはエゴではないのでしょうか?

09:14 | コメント (0)

2008年03月10日

深夜放送自粛は

深夜放送の自粛を考えてもいいのではないか、という話があるそうです。
70年代の石油ショックの時には実際に深夜放送を自粛することがあったそうです。
そういった過去があるから深夜放送という意外な着眼点が持ち上がったようです。
実際に深夜放送を自粛したところで削減できるエネルギーはテレビ局くらいで、深夜放送がなくなったからといって私たちの生活スタイルはまるで変わらないでしょう。
それよりはサマータイム導入の方がよっぽどましだと思います。
深夜放送のほかには深夜営業のコンビニなどの見直しなども課題として挙がっているようです。
私は夜中に仕事をしているわけではないので、深夜にコンビニが開いていなくても困らないのですが困る方も多いでしょう。
いずれにせよ、生活のスタイルを変えるくらいの覚悟は必要で、その姿勢として深夜放送を自粛するというのはあってもおかしくないとは思います。
たかが知れているといってやらないよりは、やる方がましじゃないでしょうか。

17:33 | コメント (0)

2008年03月01日

レジ袋

ウミガメだってピンチ! 英国でレジ袋追放の動き強まる

ロンドン=木村正人】英国でレジ袋を追放する動きが目立っている。英スーパー大手マークス・アンド・スペンサー(M&S)が5ペンス(約10円)のレジ袋有料化を発表。有力大衆紙がレジ袋廃止キャンペーンを始めると、ブラウン英首相も「レジ袋をなくすだけで環境改善につながる」と呼応した。

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20080301-00000940-san-int
私が今住んでいるところはゴミ有料なので、レジ袋をゴミ袋代わりにすることはできません。
それでも、やっぱり買い物袋を持参する人はあまりいません。
近所のスーパーで買い物をしていても、買い物袋を持参する人は3回に1回くらいしか見つけられません。
レジ袋で減らせる二酸化炭素量は微々たるものかもしれませんが、関心を高めるという意味では非常に大切なことだと思います。
もはや、やるしかないのですから諦めて。

22:56 | コメント (128)