マウントアダプターとEOS 5Dでレンズ遊び

ニコンレンズ

auto nikkor-p 10.5cm F2.5

ニコンの105mm F2.5は安くてよく写る銘玉として知られていますが、ニッコール105mmの歴史は古く、F以前のレンジファインダー用までさかのぼります。
レンジファインダー用に設計された10.5cm F2.5は一眼レフ用に流用されました。
当初のレンズ構成は3群5枚のゾナータイプでしたが、約17年後の1971年にレンズ構成は4群5枚のクセノタータイプに変更されました。私が使っているものは初期型のゾナータイプです。
ゾナータイプには絞り羽根が9枚のものと6枚のものがありますが、私のは6枚です。
当然初期型よりも後期型の方が収差などの面で優れているのですが、初期型はニッコールらしくないという話を聞き、安かったので手に入れました。
マウントアダプター経由でEOS 5Dに付ける場合auto nikkorでも使うことができるので便利です。
(ニコンのボディでauto nikkorを使う場合はD40系しか使えませんので)
さて、実際に使ってみると古いレンズなのにえらくシャープです。
最近のレンズもやたらとシャープですが、それにも負けないくらいに感じます。
コントラスト、階調も問題なく、優等生という感じです。
ただしニッコールらしいのかあまり立体感はなく、平坦な印象です。
このくらいの方があがりをイメージしやすく使いやすいかもしれなません。

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