京浜　東京-横浜: コメントのモンタージュ

コメントのモンタージュ

2009年03月12日

D80　AF nikkor 35-70mm F2.8

報道ステーションをちらっと見たら古館伊知郎が、
西松建設関連の捜査に方向性が見えてきた、これはどういった目的で捜査しているのか特捜部は説明する責任がある
というようなことを言っていました。
難しそうな顔して、そんなバカみたいなことを言うから嫌われるのに。
そりゃ違法性があるからでしょう。
それ以外の意図があるにせよ、違法性がなければ冤罪です。
国策とか権力の乱用などと言わずに冤罪だと言うべきじゃないのか、そうじゃなきゃ後ろめたいところがあるんじゃないかと私みたいなのは思います。

それにしても、ニュース番組の作り方として、最後に意味ありげなコメントで閉めるというのはどんなものであれ意図があると、穿った見たかになってしまいます。
食べ物を映した後に嬉しそうな顔を映せば美味しく見えるし、不機嫌な顔を映せば美味しく無さそうに思える、モンタージュと同じです。
最後に「疑問が残る」みたいなコメントをすれば怪しい雰囲気になります。
疑問が残るなら疑問を解消するために取材するのがメディアじゃないのかと思いますが、それは置いておいて、印象操作じゃなくていったいどんな目的で最後に思わせぶりのコメントで終わらせるのでしょうか。
1人のコメントでニュースを区切る目的はなんなのか。