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2人の5つの別れ路

2005年09月13日

P9110042
C-70 Zoom


昨日はGRデジタル発表会へ行くために会社を休んだので、ついでに映画を見てきました。
映画はフランソワ・オゾン監督の2人の5つの別れ路です。
その前のスイミング・プール8人の女たちを気に入っていたので見ることにしました。
映画は主人公である夫婦が離婚するところから出会うまでを時系列を逆に、5つのオムニバスのように構成されています。
映画の邦題は夫婦2人が中心のような印象を与えますが、見た感じでは夫婦よりも3人の女が中心のように思えました。
3人の女とは、1人が奥さん、2人目は奥さんのお母さん、3人目が旦那さんの元彼女。
どの3人も冷静な一面と感情的な一面を持ちそれでいて寂しい感じがして、感情豊かに写るのですが男の方はただ子供っぽいだけのように見えます。
男が子供っぽいから女性の感情が振り回されるのか、女性が尊大に見えるから男が子供っぽく見えるのか、なんとも言えません。
原題は5x2で邦題よりもこっちの方が映画の見方を限定しないような気がしていいのではないかと思いました。
邦題を頭において見ると夫婦が別れた原因を追っているような気がしますが、別れることは求めることの現われでもあって、別れ路という言葉はなんだか違うような気がします。
とりあえず、付き合ってる2人で見るよりも、付き合う前の2人で見るほうがいいような気が。

投稿者 higuhigu2000 : 2005年09月13日 22:58

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